職業実践専門課程
「職業実践専門課程」とは信頼のある
教育機関であることの証明です。
背景
現代の日本社会は職業や職種が多様化・細分化しています。そこで求められる能力・スキルは、より実践的・実務的な専門知識と技能・技術です。職業教育・キャリア教育の重要性が高まるなか、文部科学省は高等教育段階での実践的な職業教育の必要性を認識し、専門学校において文部科学大臣が認定する「職業実践専門課程」が誕生することとなりました。
特徴
職業実践専門課程の大きな特徴は、「職業に必要な実践的かつ専門的な能力」を育成することを目的として、専門学校が企業や業界団体などと連携して授業科目や教育課程を編成します。さらに、連携先の企業で実習や実技などの実践的教育を学校外で受けたり、学校内の授業でも企業の専門家が講師となり実際の現場に即した授業や実習を行います。つまり、文部科学省の認定を得ることによって、これまで以上により多くの企業や業界団体等と連携しながら専門分野で今後必要とされる知識・技術を在学期間中に習得することができます。
『職業(キャリア)教育=専門学校』
社会的使命・役割がより明確になり、ますます期待されることとなります。
※制度詳細については、『文部科学省 特設サイト』をご覧ください。
認定要件
○修業年限および授業時数について
当該専門課程の修業年限が2年以上であること。
全課程の修了に必要な総授業時間数1,700時間以上または総単位数が62単位以上であること。
○教育課程について
企業等と密接かつ組織的な連携体制を確保して、授業科目の開設その他の教育課程の編成を行っていること。
○実習・演習等について
企業等と密接かつ組織的な連携体制を確保して、実習、実技、実験又は演習を行っていること。
○教員の資質向上について
教員に必要な専攻分野における実務に関する知識、技術及び技能並びに、指導力の修得・向上を目的として、企業等との連携の下、研修を組織的に行っていること。
○学校関係評価及び情報提供について
(学校評価)
学校の自己評価に加え、企業等が委員として参画する学校関係者評価を実施し、公表していること。
(情報提供)
企業等の学校関係者に対し、連携及び協力の推進に資するため、教育活動その他の学校運営の状況に関する情報を提供していること。