事業実施の成果目標
本事業は、職業実践専門課程を担う教員のスキル向上のための研修モデルの開発と研修を継続的に運用するスキームの開発である。本年度開発するテーマは、以下の通り。
1.教員レベル別ID研修プログラムの開発と実施
昨年度作成した研修プログラムを、指導経験の浅い新任教員を対象として学習目標を提示し学生にマッチした「わかりやすく効果的な授業」のストーリーの設計ができるスキルを習得するパートと、経験を重ねている中堅教員を対象として授業改善に有効な教科目の教育ニーズ、評価法を明確にした授業計画を作成する教員研修プログラムに分けた運用可能な教材および研修実施マニュアルを開発する。また、開発した教材等を実践、普及するために全国5か所程度の会場において実際に教員を育成する。
2.講師育成プログラムの開発・実証
①に挙げた研修プログラムを複数の地域或いは複数の研修手法によって実施することが出来る教員を育成ための教材、実施マニュアル、指導書を開発し、実証する。
3.ID活用を広く教員に奨励するためのWebサイト構築
ID活用に必要な基礎知識の習得や実際にIDを活用した教育の事例などを紹介や実際に行った授業設計やその授業実施結果などを互い話し合うことが出来る場をインターネット上で展開する。具体的なコンテンツやシステムは、以下を構築する。
a. IDを活用するために必要となる知識情報を習得するためのE-Learning
:コンテンツ、受講サイト、受講者ガイド、運用マニュアル
b. ID活用者の事例紹介および実施者相互に交流できるコミュニティサイト
:スレード型アーカイブシステムやバーチャルコミュニティールーム
事業の内容について
1.会議
実施委員会 | |
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目的 | 事業の進行状況や予算執行管理等を統括する |
体制 | 専門学校代表者 17人体制 |
開催回数 | 2回 |
会場 | 大阪、東京 |
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開発・実証委員会 | |
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目的 | プログラム開発、講座実施・運営、HP開発等の本事業全般を実行する |
体制 | 専門学校関係者、研修事業者、有識者等 14人体制 |
開催回数 | 6回(内2回は、実施委員会に説明者として委員を派遣) |
会場 | 大阪1回、東京5回 |
役割 |
①研修プログラム開発 ②講座の実施、運営 ③Webサイトおよびe-learning等開発 ④プロジェクト評価 |
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2.講座等の実施
ID講座(新任教員編) | |
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目的 | わかりやすく効果的な授業設計ができる教員を育成する。 |
日程 | 9月~12月、各7時間 |
会場 | 盛岡・富山・松山・福岡・沖縄 |
規模 | 各36名(計180名) |
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ID講座(中堅教員編) | |
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目的 | 授業改善に有効な教科目への教育ニーズの反映や評価法を明確化できる教員を育成する。 |
日程 | 12月、各7時間 |
会場 | 東京 |
規模 | 各36名 |
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ID講師養成講座 | |
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目的 | 本事業で開発したインストラクショナルデザインを指導するための研修プログラムの実証を行う。 |
日程 | 12月、12時間 |
会場 | 東京 |
規模 | 20名 |
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ID入門講座(e-learning) | |
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目的 | インストラクショナルデザイン入門講座を多くの対象者の知識情報として提供する実証 |
日程 | 12月~ |
規模 | 500名 |
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3.成果のとりまとめ等
成果物および事業成果報告書の公開、関係機関への配布 | |
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規模 | 800冊 |
手法 | データのHPでの公開、専門学校700校・専修学校関連団体等100団体へ郵送配布 |
成果報告会の実施 | |
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日程 | 2月、3時間 |
会場 | 東京 |
規模 | 20名 |
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