本事業を行う以前から産業界と連携する上での課題
- 医療事務分野のデュアル教育は、職場体験として学校側から学習課題の提示がなく、多くの場合は医療機関に依存する形で実施され、病院側のメリットや学生対応についての明確な目的・目標を共有することが出来ていなかった。
- 医院、クリニック、歯科、調剤薬局等の中小規模の医療機関において、受け入れや指導の体制が整備出来ていないことで、実習による学習が計画的かつ体系的に行われていなかった。
- こうした事が原因となり、病院側の学生受け入れに対するモチベーションを向上出来なことや、実習終了後の学生の学習深度にバラつきがあることや、医療事務職に対する不安や不満を持ったまま実習を終了するケースが見受けられた。